大沢在昌小説展:名古屋で、生原稿や愛読書など展示
「名古屋ゆかりの直木賞作家-ハードボイルドの世界・大沢在昌小説展」が9月6日まで、名古屋市東区橦木町の「文化のみち二葉館」で開かれている。
『新宿鮫』『天使の牙』などの小説で知られる大沢在昌さんは名古屋市出身。独自のハードボイルド小説をつくり出してきた足跡を、両親や作家仲間との写真▽趣味の釣りの写真▽「新宿鮫」シリーズの生原稿などの資料▽名古屋が舞台の「シャドウゲーム」に登場する風景写真▽最新作『罪深き海辺』(毎日新聞社)などの大沢作品や若いころの愛読書--などの展示で知ることができる。
また、大沢さん自身による『雷鳴』の朗読を視聴できる展示室(1日2回)も設けられている。午前10時~午後5時。月曜休館。入館料一般200円。問い合わせは同館(電話052・936・3836)へ。(毎日新聞09年8月20日夕刊)
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