第46回文藝賞は大森兄弟著「犬はいつも足元に」、藤代泉著「Re:」の2作
河出書房新社は第46回文藝賞の受賞作を大森兄弟著「犬はいつも足元に」、藤代泉著「Re:」の2作品に決めた。受賞作や選評は10月7日発売の「文藝」冬号に掲載する。大森兄弟は、愛知県生まれの看護師の兄(34)と会社員の弟(32)のペンネームで、受賞作は、原稿に手を入れ合う完全な共同作業による作品。共作が受賞するのは1962年に同賞が始まって以来初めて。兄弟の本名、現住所は非公開。兄は成城大法学部卒、弟は国士舘大法学部卒。
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