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2009年8月 8日 (土)

同人誌時評(8月)「図書新聞」(09年8月8日)志村有弘氏

《対象作品》小説:笹沢信「君になれし……」(山形文学第97号)、桜井克明「夢の中から」(残党第29号)、会田武三「卍」(文芸復興第120号)
戯曲:秋間瑛子「一期は夢か、ただ狂え」(京浜文学第14号)
同人誌掲載作品の単行本化:詩誌「花」より『花』、「九州文学」連載の暮安翠『青狐の賦』(九州文学社)と麻生富久男『残燭』、原石寛の手製作品集『文苑記録集』と『愛欲』、原石寛「老いの花」(文学街第263号)
研究・エッセイ関係:「竺仙曼陀羅」(東海大学古典文学注釈と批評第5号)、崎村裕「林俊論の試み(前編)」(構想第46号)、「コブタン」第32号は鳩沢佐美夫特集で須田茂の鳩沢の「灯」論・須貝光夫「哀悼・鳩沢佐美夫の母美喜」、橋爪博「伊良子清白と俳句」(文宴第111号)、「文藝軌道」第5巻第2号より坂本良介「尾関忠雄という作家」・田中有男「伊丹万作と十三」・登芳久の連載「土岐雄三の光と影」、斉田仁「国定忠治の思考で仰ぐ枯野の空(無頼創刊号)
詩:仁科龍「ただひとたびの」(鮫第117号)
短歌:伊藤蛍「源氏物語」(歌筵第23輯)
休刊:「日田文學」第57号にて
追悼など:「猿」第64号が今西桂子、「かばん」第303号が笹井宏、「九州文学」第528号が鷲尾稔と黒木淳吉と戸島哲男、「京浜文学」第14号が梨地四郎と福田穂兄、「日田文學」第57号が諫山秀子、「別冊關學文藝」第38号が中尾党士、「杭」第51号が槇晧志、「綱手」第252号が植村とよ子。(「文芸同人誌案内」掲示板・日和貴さんまとめ)

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