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2009年5月17日 (日)

第八回「文学フリマ」(蒲田)参加者のつぶやき(1)

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 新型インフルエンザで神戸のイベントが中止になったという。いま考えると、5月10日(日)の文学フリマは、こうしたことがなくてよかったと思う。会場の産業プラザPIOの方では、「大田区も国や都の指導に従って、もし、厳戒態勢に入れば、即刻中止する方針」とういう話が伝わってきてはいた。「まさか、そんなことは」と思っていたが、危機一髪だったのかもしれない。すでに今年の12月には、開催を予定しているようだが、何とか早く終息して欲しいものだ。
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 ところで、我が文芸同志会は、第3回まで参加していたが、申込者全員参加可能とあって、久しぶりの現場復帰参加であった。
 第8回は何が違うと言って、まず、会場の広さと出店者の使い勝手がよくなったことであろう。また、カタログの広告の豪華さがちがう。講談社の「東浩紀ゼロアカ道場」と同人誌制作の(株)ポプルスとNHKの「パフォー」である(写真)。(ちなみに、前々回だったか、同人誌作家の集まりである「全作家」や当会の伊藤が運営するITO事務局も「手書き原稿をパソコン入力します」というささやかな広告を出していた)。
 全体の入場者数は、運営部で用意したカタログ2千部が残り200部を切っていたというので、まあ、参加者を含めて1800人ぐらいはあった、ということであろう。ただ、我が同志会ブースに訪れた2名の人は、カタログをまだ、貰っていないといっていた。
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 NHKの「パフォー」は、ライトノベル作家として、「文学フリマ」参加メンバーであった直木賞作家・桜庭一樹氏を審査員にした超ショート小説を会場で応募受付をしていた。その条件が、CDRだかフロッピーだかで、データーを提出するというものだった。
 そんなに面倒な方式にもかかわらず、午後3時ころに、何名ほどの応募があったのかをきいたところ、25~6名だそうで、30名には届かなかったようだ。それでも担当者は「良い宣伝ができています」と、大変気を良くしていたようだった。

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