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2009年5月18日 (月)

第八回「文学フリマ」(蒲田)参加者のつぶやき(2)

009会場前の入場者の行列
  第8回「文学フリマ」(蒲田)の参加グループは300組を超えていた。前回の秋葉原会場では160組超なので、今回の参加の店は倍増している。
  自分のブースへきたところ、たくさんのチラシが置いてあった。やはり、1800人を動員するイベントとなると、ビジネスの舞台になるようで、「いや、資本主義の現場に突入しているのだなあ」と、いう実感が湧く。
その日は、それを見ている時間がないので、袋に入れて持って帰り、あとで一通り眼を通してみた。情報としてみるためだ。そこで、主なものをここに取り上げてみよう。
  まず、「HAL-CON・はるこん2010―さくらの季節のSFコンベンション」2010年4月10日(土)~11日、大宮ソニックシティ(さいたま市)開催。参加費一般9千円(9月30日まで)学生3千円、10歳以下無料とある。ゲスト・オブ・オナー「チャールズ・ストロスがやってくる!」があった。知らない作家だが、早川書房より翻訳があるようだ。
  次は、「49回日本SF大会」のチラシ。2010年8月7日(土)~8日まで、タワーホール船堀(江東区江戸川区)開催で、定員1,000人。参加費一万円、とある。
  ぶんがく社(株式会社メイク)は笹川道博編集長の名刺と自費出版のプラン別価格表が置いてあった。それと同人誌事業部の豪華価格表冊子。
  くりえい社も豪華な冊子で、本制作のスケジュール表や新スタイルの本の制作パターンを紹介。
 プリントワーク社も支援イベントバックアップ実施中の冊子。これらはコミック系からの文章系進出らしい。それぞれ洒落たデザインで、少部数でも比較的安く作れるのがわかる。
  関西美術印刷(株)は、「かんびニュース」というのを出していて、「お風呂ポスター」とか、「ハート型うちわ」とかグッズ化する印刷をアピールするパンフレットである。
039会場風景
005_2
  このような体験をしたコミック系の人たちが文章系に転向して来るのであるから、これからはどんな新文学が生まれるやら楽しみではある。同時に文芸同志会は、このような世代にどのようにして伝統的な文学精神を浸透させるか、改めて考える必要性を感じる。ここは、異なる世代が同じ場所で文学に接する貴重な場でもある。
参加者増えた分、各ブースの販売競争が増したわけで、入場者は前回とほぼ同じ数。従って、売上げは前回より減って当然のところであろう。また、初めて参加したグループでは、会場の雰囲気からどのようなアピールをすれば良いかという販売戦略の手がかりがつかめたはずだ。

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