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2009年4月21日 (火)

第八回「文学フリマ」蒲田で販売する「たわんだ季節」「はこべの季節」

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第2回「フリマ」参加記念「たわんだ季節」と「はこべの季節」を各200円で販売する予定。「たわんだ季節」は、当初、高校を卒業して電子機器の工場の配線工になった時の会社員生活のなかの恋愛を描いたもの。「はこべの季節」会社のなかにうまく融合できずに、会社を追い出される形で夜間大学に通うきっかけにするまでを描く。物語化して判りやすくするために、フィクションであるが、ヘンリー・ミラーの「南回帰線」「北回帰線」の手法を自分なりに取り入れている
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 会社にいくのが嫌だが、家計をたすけるために家に給料を入れなければならず、本当にどうしようかと困った時期であった。今で言えば、ひきこもりたい心理だが、家を助けなければ引きこもる場所もなくなってしまう。しかし、高度成長期で会社をやめてもなんとか学費と家への支援ができた。でも、いま思い返しても、性格に向いていない職に就くものではないと思う。
そういえば、2回目のフリマで、大塚英志氏がブースに来てくれて、この2冊を買ってくれたのを覚えている。あの頃「月報」を送っていたので、「重宝している」といっていたから、お付き合い買いをしてくれたのかもしれない。

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