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2009年4月11日 (土)

「文学フリマ」蒲田へ参加の本ができるまで=「詩人回廊」解題(3)

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「詩人回廊」(サイト)では、第八回文学フリマで販売予定の「詩人回廊2009」製作中である。
これは文芸同志会の主宰者が6年間に渡り発行してきた「文芸研究月報」の研究の結果に発案したもの。そこでの文芸界の分析では、(1)作家の登竜門は多いが、作家志望者も多く競争が激しい。小さな文学賞を取っても原稿料生活をするのは難しい事例が多いことがわかった。(そこで、主宰者は文章の経験を活かし、経済記事に物語方式を取りいれる手法のライターに進出し、その仕事で、会の運営費用の赤字を回収した。月報は会員が増えれば増えるほど印刷費より郵送費が上回り、おまけに会員の入会・退会の頻度が多くなって、事務管理作業が増えすぎパンクしそうになった経緯がある)
(2)その活動中に大塚英志氏の「文学フリマ」参加の呼びかけに呼応して参加。いま豆本で売れっ子作家となった赤井都さんなど、多くの文学愛好者に出会う。古い文芸同人誌でパソコンをやらない人たちの幾人かは「文芸研究月報」紙でこのイベントを知り、参加した人もいた。なにしろ大塚さんも、初回の「文学フリマ」の集客数を心配して、当日、仲間を呼んで欲しいとチラシを用意してくれたので、月報の読者に同封して送ったのだ。
 その文学フリマ参加者の一人がNさんである。最初は、「純粋な文学を情報化するなんて、とんでもない」と批判していたが、すぐ会員になった。そして月報に発表させて欲しいと俳句や「死について」という哲学を連載形式で、送ってきた。ほかの会員も送ってくるようになったので、Nさんのも短くして載せた。幾度も入退院を繰り返していたらしい。音信がないと思っている時は入院していた時だった。退院すると「死にかけて、生き返ってきた。会おうよ」というので、駅で待ち合わせ喫茶店で文学ばなしをした。
 そのNさんは、「文学フリマ」で5円の作品を売りいつも完売していた。「詩人回廊」そうしたNさんのようなネットを行わない人も参加できることを念頭に開発した。
Nさんには、「詩人回廊」を作ったから、月報の中断で掲載できなかった、死の哲学が発表できますよ、という連絡を入れた。
 すると、Nさんの友人から事務所に電話があり、「Nさんから伝言を頼まれ、参加できないと伝えて欲しいというので、電話しました。入院して今度は頭の血管で長引きそうなんです」という。
 「文学フリマ」の最年長参加者が居なくなった。たしか今69歳のはすだ。そうなるとこの私の67歳が最年長になるかどうかである。なるんでしょうね。
 そんなこんなで、従来の会員のほとんどには「詩人回廊」参加勧誘のきまりを送っていない。会費がいるので、不景気のいま、そう多くの人が復帰参加してもらえるとは思えない。ただ、本つくりが一段落したら勧誘の手紙お送ります。断る場合は無視して下さい。わざわざ返信や電話は無用です。
 ただ、当会では、文芸研究の結果、日本のの文化的特質として、俳句、短歌、詩、短い詩的散文「寸編小説」は、文学的過疎化のかで、隆盛すると読みました。
 その短い小説的散文の名称が「寸編小説」か、「超短編」か「極短編」か、これから決まるかもしれません。いずれにしても「詩人回廊」では、詩人・寸編小説を書きたい人をこれから募集していきます。

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