大江健三郎氏、中国「21世紀年度最優秀外国小説」を受賞
【北京=杉山祐之】中国の代表的な出版社である人民文学出版社や外国文学関係団体などが選ぶ「21世紀年度最優秀外国小説」の今年の受賞作に、大江健三郎氏の「臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ」が入ることが決まった。
同出版社が7日明らかにした。今月16日に正式発表され、同日北京で行われる授賞式には大江氏も出席する予定という。
「21世紀年度最優秀外国小説」の選考は今回が7回目で、例年6作程度が選ばれている。日本の作家が受賞するのは初めて。(09年1月7日 読売新聞)
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