「詩人回廊」解題(1)
「詩人回廊」のサイト:が少しずつ動き出した。これを開設するために、ブログの参考書「こんなに簡単 楽しいブログ」(公認ライブドア)という本を読んだ。しかし、余計なことばかり書いてあって、使いたいスタイルについての記載がない。時間がないので、作りながら使い方を知るしかないと、見切り発車。それでも、アイディアを理解する会員の参加がぼちぼち始まった。
「詩人回廊」とした理由は、それぞれの作家・詩人の庭を作って作品を掲載し、そこを読者が自由に回廊できるという意味である。個人の庭であるから、参加者は自由に書ける。書いたものの修正は自由。一種の習作の場にもなる。
すでに北一郎は、寸編小説を同人誌「グループ桂」に投稿する必要があり、その下書きを庭に掲載しはじめた。自分が読むだけではあるが、そこで作文の修正をしている。掲載したもの読んで、推敲したくなったのである。これを累積させてゆくと、かなりの量になるはず。それぞれの会員が利用法を工夫できる。
それ以外は、特にこれといったメリットはない。
同時に「編集者の庭番小屋」をつくり、そこで詩や文学についての評論を載せていくつもり。表現技術の向上に役立つものを思弁してゆく。書くひとのために、その技術を論じようということである。当面の間、読者はゼロであろう。現在のアクセス数は日に4、5人である。文学好きの人がこのコーナーに気づけば、たまに読めば良い、と考える。
また、編集者の66歳という年令から、眼が弱くなり、画面を20分程度しかみつめていられない、という事情もあって、できるだけ短く作品をまとめる工夫をしていきたい。それが、寸編小説という名称を使い始めた理由でもある。
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