「文芸時評」毎日新聞西日本地域版2008年12月20日朝刊「言葉の森から」小説編<10~12月>松下博文氏
宮原敏博「会津の女」(「龍舌蘭」147号)、周防凛太郎「嘉平の遺書」(「Garance」16号)、阿倍里美「木の下、光の中」(平成20年度福岡県高文連散文部門最優秀作品・筑紫女学園高校3年)
冒頭で藤沢周平「盲目剣谺返し」の映画化「武士の一分」に触れ、文末は以下の文章で結ばれている。
「山口県宇部市で発行されている「飃」79号には地元の高校生の作品が掲載されていた。近くの中学校や高校を巻き込んで同人誌主催の文芸コンクールを実施してみたらどうだろう。何かをやってみよう。そしてひとりになっても、書きたいものを書くこと。それが物書きの一分ではないか。」
新聞の切り抜きを送ってくれた立石さんに感謝いたします。(「文芸同人誌案内」掲示板・日和貴さんまとめ)
| 固定リンク
コメント