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2008年12月 2日 (火)

「西日本文学展望」西日本新聞12月1日朝刊/長野秀樹氏

<今月は、医療の現場を舞台とした作品が目をひいた。>
辻一男さん「嗄声(させい)」(「詩と真実」713号、熊本市)、都満州美さん「白衣を脱ぐ時」(「海峡派」114号、北九州市)。
朝比奈敦さん「町医者」(「飃」79号、山口県宇部市)、井上明さん「遂に花開く」(「詩と真実」)。
「飃」では米田直人さん「街という名の主人公」が、高校生としては落ち着いた描写力があり、将来を期待させた。
「文学界」本年度下半期優秀作、江口宣さん「イエスよ涙をぬぐいたまえ」(「九州文学」)。(「文芸同人誌案内」掲示板・日和貴さんまとめ)

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