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2008年11月23日 (日)

文芸同人誌「文芸同人・長崎の会」第3号(東京都)

あとがきによると、長崎の会は、第7回「文学フリマ」に申し込んだところ抽選で外れたそうである。ただ、来年5月の大田区産業プラザPIO(南蒲田)優先参加権を得ているという。

【「味蕾の行方」岸知宏】
ライトノベルの恋愛小説。読みやすくストーリーも自然で、ハッピーエンドへ運ぶ筆致も手馴れたもの。ライトノベルのその先に何があるかはよく知らないのだが、古典的な文芸との交差点にあることは確かなようだ。

秋田しんのすけ個人誌「SigloXX,numero3/小説・龍屋の鍋」
 「龍屋」というフードチェーン店で働く「俺」は新卒入社の正社員であるが、労働条件は、店長の横暴さによって悪化する傾向にある。それが、ひとつの社会人となったカルチャーショックとしてよく表現されている。恋人の由衣の比較的に恵まれた職場の様子との比較もあり、そうなのかと納得させられる。職場を描くことで、時代の表現としての成果が出ている。これらライトノベル系は読みやすさや物語性では、古典的文芸同人誌のレベルをはるかに超えている。この作品は内容の充実性もある。

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