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2008年9月26日 (金)

詩の紹介 「 七月の庭・きゅうり 1 」 羽生槙子

( 紹介者 江素瑛 )
生きていく重圧を感じた時には、人情、社会などの背負うものではなく、生きることそのものだけが尊いと感じるようなもの心が動く。自分の力を超える重荷なんか負わなくていい、休みたければ休むといい。身軽く安らぎが得られる人生の終焉も思わせるものだが、「低いところの一本なんか / もう大胆に 大地に寝ているんです」いいフレースです。
     ☆
「七月の庭・きゅうり 1」 羽生槙子
生きていく重圧に
ときどき怖くなることありません?
そういう時 庭に出ると
きゅうりが 今日は五本も
つるにぶら下がって
低いところの一本なんか
 もう大胆に 大地に寝ているんです
 その安心感といったら!

 「花・野菜詩画集」より 武蔵野書房 ―(新原詩人no.19 「この詩」に紹介)(08年8月)

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