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2008年9月13日 (土)

詩の紹介 「栄光の軌跡」   作詞・北一郎

(紹介者 江素瑛)
 フォルモサとは、ヨーロッパ人宣教師が、台湾を発見した時につけた名称である。大変に美麗なという意味がこめられている。在日台湾医師のグループは毎年親睦のために合同音楽会を開いている。台湾人の足跡、台湾人の根源を追う歌である。それら台湾人は、昔、中国大陸から台湾へ移住、政治要因で多くの医師が日本へ渡った。
 当時の日本の各地域では、過疎地に無医村が多くあった。日本人医師が行かない無医村に多くの台湾人医師が赴任を引き受けた。地域農民から感謝をされた。わが村に医者がやってくると喜び、地元の新聞の記事が残っている。知られざる日本民衆への貢献があった。その親より医学教育を受け、その二代目、三代目及び生まれつつ四代目は、日本全土のどこかで活躍している。
蝶々が荒波の海峡を渡る軌跡は、正しく台湾人の芯の強さを表している。
           ☆
「栄光の軌跡」   北一郎
1
耳を澄ませば
麗しフォルモサの
風の吐息 樹のそよぎ
かなでるメロディよ 歌声よ
蒼き海原 白い波
久遠の調べが響きわたるよ
おお 栄光の我らが調べ
  2
耳を澄ませば
蝶々も渡る海峡の
遥かに響く 黒潮の
かなでるメロディよ 歌声よ
東洋の富士の白峰 桜花
友好の心が響きあうよ
おお 栄光の我らが調べ
  3
耳を澄ませば
美しきフォルモサの
風の吐息 樹のそよぎ
かなでるメロディよ 歌声よ
南の島の調べは 幾星霜
苦難を超えて響きわたるよ
おお 栄光の我らが調べ

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