中央公論文芸賞にねじめ正一さんの「荒地の恋」
第3回中央公論文芸賞(中央公論新社主催)の選考会が26日行われ、ねじめ正一さん(60)の「荒地の恋」(文芸春秋)に決まった。副賞100万円。
受賞作は、50歳を超えて親友の妻と恋に落ち猛烈に詩を書き始める詩人と、その仲間たちの奇妙な交友関係を、詩誌「荒地」の主要メンバーをモデルに描いた。
選考会では「男女の奔放で身勝手で生々しい恋愛関係にはとても迫力があり、一気に読ませた」などと高く評価された。(08年8月26日 読売新聞)
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