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2008年8月19日 (火)

下部温泉の「山田の湯」ホテルで涼しい「信玄の隠し湯」につかる

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暑くて汗だくのところに、冷たい温泉「信玄の隠し湯」に入ると、本当に「チョー気持ちがいい」。力が湧いて来る。
もっと、Pj_061
“避暑に最適な涼しい温泉”と宣伝すればいいのではないだろうか。1万円で、料理もいいし、部屋も静か。ほかに宿泊客が多くないのかと思っていたら、20人以上が夕食に集まった。
 下部温泉駅近くに「湯の奥金山博物館」があり、資料が充実していて役に立つ。自分は、戦国時代の金鉱と社会関係を研究しており、現在の日本社会の形成の基礎はこの時代の金山衆の生き方が大きな影響を与えていると思っている。金鉱の権利は、大名も認めており、利己的な利害関係を契約でして調整するという思想が浸透していったと考える。
 その契約の思想があるところに、西洋から神との契約の思想が入ってきた。織田信長もそれを理解していた。封建主義と契約意識を結びつけるような時代を持つ国と、それの経験のない国では、大きな違いがある。国はみな異なる歴史をもって、それが国民性になるように思う。山田の湯(山田ホテル)Pj_037Pj_062Pj_064Pj_016


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