米国01年「同時多発テロ」直後の「炭素菌事件」捜査打ち切り
7年前の米国の9・11同時多発テロの直後、炭素菌入りの手紙を受取った人たち5人が死亡した事件があった。アメリカ司法当局は6日、記者会見し「軍の医学研究所に、勤務し、先月自殺したアイビンズ博士の単独犯行」とした。起訴はしないで、捜査を打ち切ると発表。アメリカ司法省テーラー検事は、「アイビンズ博士が使っていたフラスコには犯行に使われた炭素菌がついていた。菌は博士が作ったものだ」と語った。博士の弁護士は無罪を主張、自殺は当局の圧力によるもの、としている。
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