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2008年7月14日 (月)

法大生が選ぶ家族小説ベスト11(「法政文芸」第4号から)

「法政文芸」第4号が発行された。特集が「家族小説の現在」で、作家・長嶋有氏へのインタビュー記事「家族について書いてるわけじゃない」がある。
そのほか、巻末にアンケート「法大生が選ぶ家族小説」ベスト11がある。
1位「重力ピエロ」(伊坂幸太郎)、2位「東京タワー」(リリー・フランキー)、3位「カラフル」(森絵都)、4位「ハッピー・バースデー」(青木和夫)、4位「流しのしたの骨」(江国香織)、4位「ナイフ」(重松清)、4位「流星ワゴン」(同)、4位「幸福な食卓」(瀬尾まいこ)、4位「カラマーゾフの兄弟」(ドストエフスキー)、4位「手紙」(東野圭吾)、11位「フライ、ダディ、フライ」(金城一紀)、11位「ビタミンF」(重松清)、11位「家族八景」(筒井康隆)、11位「西の魔女が死んだ」(梨木香歩)、11位「キッチン」(よしもとばなな)。
 また「法大教員が選ぶ家族小説」アンケートがある。サンプル数は少ないが、こうしたものは、回答数が多くたって、どうせばらばらのはずだから、これで充分。なるほど、なつほどと、大変面白く考えさせられる。良い企画だと思った。

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