08年上半期ベスト本(アンケート結果追補)
(講談社『BOOK倶楽部メール』08年7月15日号より)
6/15号アンケート書き込みから <30代以上の方>
★『深海のYrr』=読み応え十分な量に見合った内容の緻密さに大いに嵌りました。未知の深海が宇宙と同じくらい神秘の世界だとなんだか夢見心地。変にエコとか環境問題に警鐘を鳴らすといった説教臭さがなく、同時に、(以下不明)(鹿児島県 I様 30代)
★道尾秀介さんの『ラットマン』。=ミステリーとしてのトリッキーな仕掛けだけでなく、この本では特に人間の原罪にまで踏み込んで書かれたような印象(以下不明)(神奈川県 M様 30代)
★「あなたの職場のイヤな奴」です。=とても、ためになりました。「自分は正しいという前提に立って戦い、自分は間違っているという前提に立って相手の話を聞け」はなるほど~と実践しています。効果絶大!!! (石川県 M様 40代)
★貴志祐介『新世界より』=これは、すごい! 人の邪悪な部分と神の力とともかく貴志祐介のストーリーテーラーとしての才能が満を期して、炸裂したようなものすごいお話でした。なんというか、賛否両論に分かれるかもしれ(以下不明)(神奈川県 S様 40代)
★柴田よしき「小袖日記」=源氏物語のサイドストーリーとでも言いたいものながら、この作者らしく現代の問題もスライドさせつつ、生き生きとした人物の描き方に54巻分読みたいと思わせるミステリの仕掛けも気に入(以下不明) (青森県 N様 50代)
★BlueBacks『理系のための口頭発表術』=自分でも発表は下手な方ではないと思っていたが、数々の「目から鱗」を教えてもらった。他の人にも"MUST"だと言って奨めている。(島根県 O様 50代)
★「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」=英語で意を通じようと、口を捻り舌を丸めていた苦労を忘れさせてくれた。(兵庫県 N様 60代)
★「心理経済学」大前研一。= 既成の経済学者やアナリストの及ばぬ視点に感心。(東京都 N様 70歳~)
★「月光に書を読む」=本を読む醍醐味を味合えるから (東京都 M様 70歳~)
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【参考】2008年上半期 見本プレゼント希望 BEST5
1位)新世界より (貴志祐介)。2位)ICO (宮部みゆき)。3位)パンドラVol.1 SIDE-A (講談社/編)。4位)傷物語 (西尾維新)。5位)零崎曲識の人間人間 (西尾維新)。
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