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2008年4月 5日 (土)

佐藤友哉と編集長のトークセッション

物事は何でもやれば大変なのだけれども、楽しんでやるという姿勢でないと、長続きしない。話題には7分の事実と3分のユーモア笑いを入れよ、というのがあるジャーナリストの教訓にある。その意味で、このふたりの対談形式はいいと思うので、連載で転載してみる。(鶴樹)
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『ファウスト』メルマガより)=1=
……というわけで『ファウスト』、ついに全米進出です! 日本の文芸雑誌史上初めて海を越えて出版された台湾版、そして韓国版に次いで、真打ちともいえるアメリカ版が満を持して出撃するわけです。世界制覇を志してから二年。感無量ですね。「『ファウスト』、O.K.です!」
佐 藤:矢沢かよ!って、なんか前回のメルマガから僕はツッコミ役になっている気がする……。
編集長:きっともうじき民明書房の本なんかを引用しはじめたりするんですよ……って。冗談はさておいて、アメリカ版『ファウスト』は世界最大の出版グループ、ランダムハウスのレーベルであるDel Ray社からこの夏、刊行されます。なんと、すでに二号までは刊行の予定があるんですよ。
佐 藤:ニューヨークまで出張していた理由はそれだったわけですね?
編集長:そうです。今年の夏に刊行が決定したアメリカ版『ファウスト』のプロモーションのため、NYAF(ニューヨーク・アニメ・フェスティバル)の公式ゲストとして……。ニューヨークは二年ぶりでしたけど、この二年間で状況は劇的に変わっていましたね。NYAFは記念すべき第一回目の開催で、かなり大規模なイベント。二年前は、東海岸であんな大きなイベントが打てるなんて誰も思っていなかったと思う。
佐 藤:アメリカで『ファウスト』が受け入れられる下地はある、と。
編集長:うん、少なくとも可能性は十分にある。そう感じました。「それがたとえ那由他の彼方でも 俺には十分に過ぎる!」NYAFでは四十人前後の一般参加者を前にして公開インタビューを受けたりもしたし??―その合間を縫って七本もインタビューが入ったりもした(笑)。

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