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2008年3月24日 (月)

ハリー・ポッター作者「20歳代に自殺考えた」 

【ロンドン=本間圭一】23日付の英各紙によると、ベストセラー小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリング氏(42)は、20歳代にシングルマザーになってから抑うつ状態となり自殺を考えていたことを明らかにした。
 推定資産約5億4500万ポンド(約1000億円)の世界有数の作家の下積み時代の苦労が浮き彫りとなった。
 ローリング氏は、ポルトガル人の夫と離婚後、英北部エディンバラで生まれて間もない娘と暮らしたが、アパートの保証金も払えない困窮ぶり。エディンバラ大関係者のインタビューで同氏は当時について、「私は本当に落ち込んでいた。自殺という考えがあった」などと語った。だが、「認知行動療法」という治療を受け、自殺を考えなくなったという。同氏はその後、「ハリー・ポッター」の執筆を本格化させ、貧困から脱した。
 現在は再婚したローリング氏は「本当に困難な時を乗り越えて誇りに思う」と振り返った。(08年3月24日、読売新聞)

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