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2008年3月16日 (日)

「季刊遠近」第33号(東京)-2-

「海のくれた贈り物」藤野秀樹】
42歳になる主人公は、離婚して今は独り者である。車で釣をしにいくと、釣り客の集まる場所で、物売りをする若い女性と親しくなり、彼女の親類ともあって婚約までするという、男の夢を実現したハッピーエンド小説。

 たまたま15日に国立人口問題研究所が、06年に単独世帯が1471万になり複数世帯を抜いて、一番多くなった。一番2020年までに75歳以上の独居老人がダントツで多くなるという調査結果を出している。その現象が、同人誌文芸にはどう表現されてくるか、興味深い。
もっとも自分もその頃は、85歳を越えているので、頭も身体も健全に存在してるかどうかわからない。今でも健全ではないから。
 同人誌「砂」に、このブログの狙いと、方向性や体験したことを手記にして寄稿をし始めた。カタチはどうあれ精神は継続させたいと思うので。

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