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2008年1月 3日 (木)

初詣は大船観音に

暮らしのノートITO<平和の祈りが光と風になって!大船観音(鎌倉市)と夢想> 大船観音の隣には、無我相山黙仙寺という禅寺がある。記憶がさだかでないが、昔、そこあたりに修行のための洞窟があり、その最奥には上野不忍池の生池院弁天堂の分祀がると聞いたような気がする。実は見学のために入った記憶もある。
 禅の修行者は、「般若心経」よりも、それより古い「金剛般若波羅密経」を重視したようだ。これを「金剛経」としてる。般若心経とどこが違うかというと、それよ以前のものであるため「空」という言葉がなく、空の説明をていねいにしているところであろう。 よく引き合いに出される経文は、
 
 「色に住して心を生ずべからず 声香味触法に住して心を生ずべからず 応に住する所なくして而も其の心を生ずべし」である。

 物は仮のすがたであるから、それにとらわれてはならない、というようなことであろう。

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