「文學界」07年12月号「同人雑誌評」担当/松本道介氏
さて、「文學界」の12月号といえば、新人賞の発表とともに、同人雑誌優秀作の発表でもあります。候補作は、「それぞれの深紅」遠野明子(「槐」)、「家族写真」万リー(「カプリチオ」)、「夢童子」青木倫子(「アンプレヤブル宣言」)、「過ぎゆく日々の向うで」中嶋英二(「江南文学」)、「国境(はて)」朝比奈敦(「VIKING」)、「橋の日」岩崎芳生(「燔」)、「天国泥棒」鮒田トト(「龍舌蘭」)
《同人雑誌優秀作》&《奨励賞》優秀作=「国境(はて)」朝比奈敦。奨励賞=「それぞれの深紅」遠野明子、「過ぎゆく日々の向うで」中嶋英二。
次いで、今月分です。
「文學界」07年12月号「同人雑誌評」松本道介氏筆
《対象作品》「天国泥棒」鮒田トト、「いないいない、バー」鶴ヶ野勉(以上「龍舌蘭」171号/宮崎市)、「高齢者劇団発足」重本恵津子(「群青」71号/武蔵野市)、「海に放る」鷹宮さより(「りりっく」17号/川口市)、「お前の旅の記録」Jiraux(「河」141号/東京都)、「北の弟」「編集後記」竹原素子(「シリウス」17号/水戸市)、「論理の乱れ」山吹恵(「ん」第9集/広島市)、「からだの来歴」遠野明子(「時空」28号/横浜市)、「柿の実と矮鶏」塚越爽子(「木木」20号/唐津市)、「川」佐佐木邦子(「仙台文学」71号/仙台市)、「このゆびとまれ」佐伯晋(「あるかいど」35号/大阪市)、「文芸時評」下澤勝井、「梅の話」来住野彰作(以上「土曜文学」3号/立川市)、「聖母」吉田慈平(「風の道」創刊号/東京都)、「心の刺」久保三也子(「柳絮」73号/吹田市)、「くれない坂」大谷史(「じゅん文学」53号/名古屋市)、「降らずみの空」山名恒子(「游」18号/東京都)、
ベスト5=「天国泥棒」鮒田トト、「梅の話」来住野彰作、「聖母」吉田慈平、「このゆびとまれ」佐伯晋、「柿の実の矮鶏」塚越爽子
(「文芸同人誌案内掲示板」よこいさんまとめより)
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