「文學界」07年9月号「同人雑誌評」担当・勝又浩氏
《対象作品》
講演記録「はたして小説に『人間』は必要か?―あらためてヌーヴォー・ロマンを語る―」鈴木重生、「家族写真」万リー(以上「カプリチオ」25号/東京都)、「ゆるやかなとき」塚越淑行、「海にいく道」山之内朗子(以上「まくた」256号/横浜市)、「その時、女教師は」中田重顕、「渇く大地―河南にて」松嶋節(以上「文宴」107号/松阪市)、「私の妻の名を陸燕(ルウイエン/ルビ)と呼んでください」長瀬ひろ子(「地下水」45号/山形市)、「霧の道」中沢正弘(「層」106号/飯山市)、「月の河原」園田信男、「キリハラ」立石富生、「夢のひと」長井那智子(以上「火山地帯」151号/鹿屋市)、「突堤の虫」吉田典子、「桜月夜」久我留美子(以上「サボテン通り」7号/函館市)、「ほどける幸福」桜井夏実(「文藝砂山」4号/函館市)、「不作為な自己実現」久保利通(「私人」59号/東京都)、「溶ける」岸田淳子、「漂鳥」旭洋子(「海牛」27号/津市)、「気だるい丘」沢野繭(「白鴉」20号/八幡市)、「夢童子」「大太刀」以上・青木倫子(「アンプレヤブル宣言」12号/今治市)、「珈琲館『バチスト』」宇田本次郎、「銀杏」桂城和子(以上「グループ桂」56号/小山市)、「靴下」空(「ちば文学」2号/千葉市)、「ダンケの花火」山本直哉(「文芸誌O」40号/佐久市)、「占い師」堀井清(「文芸中部」75号/東海市)、「消えないキエフ」寺村茂(「こみゅにてい」76号/和光市)、「春、浅く」小森新(「奏」14号/静岡市)、「じょうこじさん」崎村裕(「構想」42号/東御市)、「なすび」水口寿美(「樹林」509号/大阪市)、「侵入者」森静泉(「狼」50号/高崎市)、「スノーストーム」有芳凛、「イサ」猿渡由美子(以上「じゅん文学」52号/名古屋市)。
ベスト5=「ほどける幸福」桜井夏実、「家族写真」万リー、「夢童子」青木倫子、「突堤の虫」吉田典子、「ゆるやかなとき」塚越淑行。(「文芸同人誌案内掲示板」より、よこいさんまとめ)。
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