« 東浩紀氏の文芸評論「ゲーム的リアリズム誕生」(講談社) | トップページ | 徳田秋声「仮装人物」と山田順子-1- »

2007年3月18日 (日)

小泉今日子の女優的文芸書評

読売新聞の日曜版「本よみうり堂」で書評も担当して、本の紹介と感想を書いているキョンキョン。18日付けには永沢光雄の遺作?「恋って苦しいんだよね」(リトルモア)を評論。本を読んで、ここに登場する中年の男たちを知っているような気がする、とし、自分の中に潜む欲望や願望を搾り出したいような気にさせるという。
その以前には、綿谷りさのアイドル芸能人を描いた「夢を与える」について評論し、作品の悲劇的な物語とは別に、芸能人の大衆に夢を与えることへの使命感を語っている。

<ニュース抜粋記事>
デビュー25周年の小泉今日子(41)が4年ぶりのライブを16日、東京・新木場スタジオコーストで行った。音楽イベント「AP BANG!東京環境会議」に出演。音楽プロデューサーの小林武史(47)ら豪華バンドをバックに代表曲「あなたに会えてよかった」などを披露。
 ステージでは、小林がキーボードを担当した豪華バンドをバックに、小林提供の「My Sweet Home」「あなたに会えてよかった」「サヨナラCOLOR」の3曲を披露。「こうして小林さんとやるのは初めてでうれしかった。ただ、久しぶりのライブに少々緊張しておりまして、歌詞も危ういところがあってすみません」と苦笑い。「41歳で~す」と若い観客たちに明かすと驚きの声が上がった。

 ラストは93年から始めているポエトリー・リーディング(詩の朗読)。谷川俊太郎「黄金の魚」、田村隆一「日没の時間」をしっとりと読み上げ、女優と歌手の両輪で培ったワザと、いまだからこそある大人の女性としての包容力を感じさせた。(3月17日・スポニチ)

|

« 東浩紀氏の文芸評論「ゲーム的リアリズム誕生」(講談社) | トップページ | 徳田秋声「仮装人物」と山田順子-1- »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 東浩紀氏の文芸評論「ゲーム的リアリズム誕生」(講談社) | トップページ | 徳田秋声「仮装人物」と山田順子-1- »