「文學界」07年4月号「同人雑誌評」大河内昭爾氏筆(よこいさん・まとめ)
《対象作品》
「茗荷喰うたか、暁烏」木島次郎、「河井継之助失踪異聞」米山敏保、「砂漠でお茶を」(「季節と城」2)鎌田陵人、「補充の天地」石原悟、「喪われた潟の風景」若林光雄(以上「北方文学」58号/長岡市)、「ろくろ侍」周防凛太郎、「ゴムまり」鈴木比嵯子、「女たちの滝参り」小河原範夫(以上「ガランス」14号/福岡市)、「オデン屋」草田綿太郎(「雲」1月号/東京都)、「薄茶色の葉書」戸田静子(「郡山文学」29号/郡山市)、「晴れた日に」長瀬葉子(「とぽす」42号/茨木市)、「悲しみの黒い森」三澤章子(「橡」8号/伊勢崎市)、「撲る」、「存在すること」以上・寺町良夫、(「美濃文学」76号/北方町)、「劇舞台『広瀬淡窓』」河津武俊、「女猟師」相加八重(以上「日田文學」54号/日田市)、「芸術と嘘―贋作問題について」竹中忍、「ふたたびの朝」中村ちづ子(以上「北斗」534号/名古屋市)、「堕ちた天使」吉村滋、「麦味噌と白味噌」樋口かずみ、「ローカルバス岩野線」畑島剛、「有明の岬の唄」池部正臣、「尾鈴に題す」海帆洋三(以上「九州文学」53号/佐賀市)、「石である」伊藤伸司、「馬頷」衣斐弘行、「からからまわれ」磯崎仮名子、「魂離れ」青井奈津、「割引く」キム・リジャ、「哲学へのステップ バイ ステップ」奥貞二、「竹中浩三の街角」河原徳子、「『本居宣長』を読む②」東俊郎、「小林秀雄の訳業2」清水信(以上「火涼」56号/鈴鹿市)、「マユミの実の食感」、「あかねの理髪店」以上・中嶋英二(「江南文学」53号/流山市)
ベスト5は、「ふたたびの朝」中村ちづ子、「悲しみの黒い森」三澤章子、「茗荷喰うたか、暁烏」木島次郎、「マユミの実の食感」中嶋英二、「ろくろ侍」周防凛太郎
(文芸同人誌案内掲示板・よこいさんのまとめより)
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