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2007年1月10日 (水)

(株)新風書店・自分史情報紙=「マイ・ヒストリー」から

(株)新風書房の福山琢磨社長は、自分史発行の講師もしており、日経に連載コラムを執筆したり、今年は大阪学院大学の社会人講座「自分史」の講師もすることになっている。毎年一回発行する戦争体験の手記集「孫たちへの証言」は、19集にも及ぶ。この手記をもとにNHKテレビがETV特集「祖父の戦場を知る」を放送した。福山代表の発行する「自分史づくりの情報誌・My-History」70号には、そうした活動の報告とニュースがある。以前は、当会の「文芸研究月報」もニュース元になっていたが、いまは提供される側になった。
 
そのなかで、碧天舎について「出版ニュース」から得た記事をまとめている。それによると、倒産した自費出版会社「碧天舎」は、同業他社と同じように協力・共同出版の形態をとり、全国にある特約店300書店に2ヶ月間陳列し、売れ残りは同社の販売代行会社が全品を定価で購入する方式。出荷した本の8割は買い戻しになったという。これを書いた長岡義幸記者は「競業他社にくらべ、少なくとも流通との関係では、良心的な売り方をしていたといってもいい……」とする。

自費出版会社に関しては、批判もあるが、もともと、そんなに売れるわけがないから自費出版するので、それが売れたら普通の出版社の選別眼は節穴同然で、面目丸つぶれである。そういうところに市場をつくるのは、むずかしいのはたしか。
しかし、もしやという夢がないわけでもない。執筆してから本にするまでは、もしかして、売れるかも知れない、という夢がぐんぐん膨らむのであろう。夢を見る費用も含まれていると理解していれば、文化的貢献と印刷産業に貢献もすることだし、あまり否定的になれないものがある。

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