2009年11月14日 (土)

伊藤桂一「形と影」を雑誌「季刊文科」46号(鳥影社)が再録

「季刊文科」は毎号読んでいるが、なかなか触れることがない。ただの一読者であるから、別になにも言うことがないのだ。純文学の本来の姿はこういうものではないか、と会員には購読をすすめていたが、継続しているかどうかは知らない。
 46号には、自選短編として伊藤桂一「形と影」が掲載されている。解説では、戦後、市販同人誌「文芸首都」の投稿時代に詩的小説、現代詩の小説という考えで書いたものと記している。文芸おける「詩の素」と「小説の素」との比較を考える上で、大変興味深い作品である。先ごろ同人誌「グループ桂」に北一郎が「詩人回廊」の散文を「寸編小説」として掲載したが、他の同人が「もっと詳しく事情をかかないと小説らしくない」とか、いうことだった。しかし、師である伊藤桂一氏は「まあ、いいのではないか」という評であった。そこで、あとで「伊藤先生は最近、評が甘くなった」などという話も出たが、北もその気になって、そうだね、なといっていたものだ。
 伊藤先生は、山本周五郎に誰かの葬儀で、出会ったが、「あまり周囲になじまず、ぽつんとしていたね」という。編集者には、伊藤先生の小説を褒めていたという伝聞を耳にしたという。

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同人誌時評(11月)「図書新聞」(09年11月7日)志村有弘氏

《対象作品》柴田宗徳「子規の妹」(「流氷群」第52号)、乾宏「圓城寺日胤」(「槇」第32号)、花本龍之介「南北怪談地獄」(「大衆文芸」第69巻第9号)、小坂忠弘「奇譚倶楽部」(「カンテラ」第22号)、吉岡紋「家族合わせ」(「九州文學」第529号)、福井ゆかり「貧乏神」(「てくる」第6号)、葉山修平の小説「新釈閑吟集」(「風の道」第3号)
エッセイでは、中村晃「近代小説と実存主義」(「春秋山形」)、横倉忠二「故郷北竜町と千葉との関係」(「海蛍」第2号)
詩誌では、「COALSACK」第64号より、くにさだきみ「闇の現」、水崎野里子「広島平和記念資料館にて」、郡山直「今夜も月が泣いている」、楊原泰子「ビルケナウのタンポポ」、森常治「八月の精霊」、鈴木比佐雄「被爆手水鉢の面影」他、堀内利美
短歌では、「彗星」第4号の美濃和哥
俳句では、木田千女・宮谷昌代(「天塚」第191号)
本所太郎『あの頃のスケッチ抄』(鳥影社)、藤蔭道子『慕情』(龍書房)、鈴木比佐雄『鈴木比佐雄詩選集(コールサック社)
山本四尾主宰の詩誌「墓地」が第66号にて休刊、「季刊春秋山形」が第20号で終刊
「槇」第32号が田村百代追悼号
(「文芸同人誌案内・掲示板」ひわきさんまとめ)

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2009年11月12日 (木)

文芸同人誌評「讀賣新聞」西日本地域版09年11月10日夕刊・松本常彦氏

題:暮らし支える絆描く
《対象作品》和田信子「ミッドナイト・コール」(「南風」26号)、角田真由美「赤い爪」(「詩と真実」725号)、足立正男「オペラチオン」(「龍舌蘭」177号)
(「文芸同人誌案内・掲示板」ひわきさんまとめ)

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2009年11月11日 (水)

大杉豊さん上梓の『日録・大杉栄伝』をめぐって講話=本郷クラブ

 大杉豊さん(70)は、10年余にわたる調査のうえ「日録・大杉栄伝」を執筆。その苦労話を12月5日、文京区民センターでの 本郷クラブ(サイト)12月例会で語る予定。上梓した「日録・大杉栄伝」(社会評論社)は、伯父・大杉栄の生涯を日録として再構成し、未発表書簡や中学時代の成績表・明治大学の学籍簿など、新たな資料が入れられているという。
 アナキズムを唱えた大杉栄は、関東大震災後の9月16日、9歳年下の弟(豊さんの父)の家を伊藤野枝江とともに訪ね、妹の子・橘宗一(6歳)を連れて帰宅途中、憲兵に拉致され、3人とも虐殺された。
 大杉豊さん略歴=1939年、横浜市生まれ。都立大卒。東京放送(TBS)入社。99年退職。東放学園専門学校・常盤大学国際学部非常勤講師、柏自主夜間中学スタッフ。共著に「日本の視聴者・続」(誠文堂新光社)、「放送広告の効果・続」(ダイヤモンド社)など。
関連情報=詩人回廊・ニュースバルコニー

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詩の紹介  <山椒魚>後日譚  原 満三寿

(紹介者「詩人回廊」江素瑛)
否応なしに情報が氾濫し侵入する。山椒魚が悲しむ。長年にわたる憂鬱、退屈しながらも安住する岩屋が破壊されるから。解決策として、一つは、余計な欲望を抑え「知足常楽」、満足を知ること。もう一つは、時々聾盲になり、情報を拒否すること、である。しかし、鎖国が開放された昔の中国、日本はもとより、今のイラクなど、国民の本意に選らない他国の干渉で、本来どうあるべきかを知らずに、現状肯定をしていくのは、神の意志でもあるのだろうか。

<山椒魚>後日譚  原 満三寿
山椒魚は悲しんだ/とつぜん解放されることになったからだ/彼をながねん閉じ込めていた岩屋の出口が/とつぜんぐらぐらくずれ/ぽっかり大きく開かれたのだ//彼は棲家としていた岩屋で二年もの間/無為に過ごしているうちに躯が大きくなってしまって/気づくと頭が出入り口につかえて出られなくなったのだった/必死で出ようといろいろ試みたが/すべて徒労だった/彼はおのれの迂闊さを悔い/愚かさをののしった/しばらくは呆然とするばかりだったが/やがて ながねん幽閉された囚人のように/悲嘆と孤独をうけいれ/停滯の澱む岩屋の日月になれていった//
彼は幽閉の窓と化した出口から外をながめた/そこには いまや彼と隔絶した風景がひろがり/驚くばかりに生き生きとした春秋があった
(中略)
(ところが、そこで大蛙があらわれ山椒魚の岩屋の出口を壊してしまったのだ)

山椒魚は大蛙に感謝するどころか/なぜか彼は悲しいのだった/壊れた出口からは目が眩むほどの日光が/どっと岩屋にはいり込んだ/かつて渇望した外界か目の前にあった/万緑の風の濃い匂いが/ついに幽閉から解放されたことをつげていた/だが彼は とつぜん実現した開放には/とまどうばかりだった/幽閉されていた窓からは/外界は望遠鏡をのぞくように仔細見えたのだが/すべてが開かれてしまうと/まばゆいばかりの光に幻惑されて/ものの焦点のあわせように困じた/目がなれると/見える世界もその奥にある見えない世界も/にわかに恐ろしい気がしだした/そこは未知の楽しみがひろがる楽土などではなく/生存競争にぞめく不条理が匿されているようにおもわれた//
のである。
(中略)
 「いま あんたの躯は 自由な世界に飛びだしたい自分と なれた岩屋にぬくぬくと安住しつづけたい自分とで 引き裂かれているんだよ なんせあんたは半裂(はんざき)ともいうらしいからね/大蛙はもっともらしく解説してみせ うすく嗤っても/いまや彼には/大蛙に反発して岩屋を出る気力も体力も/懶(もうろく)く萎えて残ってはいないようにおもわれた/失われた歳月に/いつしか 萎え老いた躯になってしまっていることに/彼は兀然(こつぜん)として気がついた/ぶるぶるっと跼(せぐくま)って身悶えした/すると 岩屋に堆積していた泥が/ながねんにわたって降り積もった彼自身の臭気と澱(おり)とともに/はげしく舞いあがった/「我は濁れる水に宿らん」/という遠くから湧きあがる心の声を彼は聴いた
詩誌「騒」第79号より 2009年 9月 騒の会 町田市

(どんなに広大な地球でも、「我は濁れる水に宿らん」としてしまう人間の迷いの心。阿弥陀様の御心だけが救いをもたらすのか)

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2009年11月10日 (火)

季刊文科46号「同人雑誌評」ほか

●創作は同人誌の以下2編を転載。
「夕映えとりんどう」難波田節子(「河」150号より)
「猫のいる家」和田信子(「南風」25号より)
●同人雑誌季評
「言語の運命」松本道介筆
《対象作品》「作家」(46号、名古屋市)より小森好彦の水村美苗「日本語が亡びる時」(筑摩書房)の書評、同誌よりさとりあい「さくら草が笑った」
多門昭「杠(ゆずりは)」(「文芸復興」120号、船橋市)、同誌より堀江朋子「チャレンジャー・リポート-須崎御用邸と旧三井海洋生物学研究所」、西澤建義「フランドル雑感」、会田武三「卍(まんじ)」、森下征二「おさん狐の宿」(未完)
昆道子「うすい皮」(「碑」92号)、井藤藍「雛罌粟」(「法羅」61号、交野市)、「飢餓祭」(32号、奈良市)より神盛敬一「衝海町(つくみまち)」、高橋るい子「智恵子の坂道」(「采」11号、静岡市)、亜木康子「幸福公園」(「湧水」43号、東京都)、同誌より飛田一歩「桜色の棺」
「草木のある……」勝又浩筆
《対象作品》千田佳代「猫ヲ祭ル」(「朝」27号、我孫子市)、芝野慶子「山の黙(もだ)」(「別冊檜」30号、神戸市)、泉紀子「へびの通るみち」(「風の道」3号、東京都)、同誌より吉田慈平「猫の思想」、森静泉「ふりかけごはん」(「狼」54号、高崎市)、小梢「ハーバードのぶらんこ」(「木曜日」25号、東京都)、長瀬葉子「言えなかったこと」(「とぽす」47号、茨木市)、松田實靭「水虫の泥」(「勢陽」21号、伊勢市)、吉保知佐「いま伝法物語」(「AMAZON」435号、尼崎市)、青海静雄「らしく」(「午前」85号、福岡市)、同誌より吉森康夫「筑紫の風」、森岡久元「青磁のひび割れ」(「酩酊船」24号、宍栗市)と「神楽坂百草会」(「關學文藝」38号、西宮市)
前記「酩酊船」より前之園明良「長い残余の生」連載2回目、「日田文學」(57号、日田市)はこの復刊30号をもって休刊。同誌より河津武俊「コスモスの花」と「雲の影」、「碑」(92号、横浜市)上坂高生「蕗の薹」
●同人誌の現場から
「同人誌内循環」樋脇由利子(同人誌「胡壷・KOKO所属)
「只管に歩む」竹中忍(月刊同人雑誌「北斗」主宰)
「『酩酊船』-この長い鈍なる航海」前之園明良(「酩酊船」編集人)
(「文芸同人誌案内・掲示板」ひわきさんまとめ)

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光市の母子殺害、元少年の出版差し止め却下

 山口県光市の母子殺害事件で死刑判決を受け、上告中の元少年(28)が、実名を記載されたルポルタージュ本の出版差し止めを求めた仮処分申請で、広島地裁は9日、申請を却下する決定を出した。
 元少年側の弁護士が同日、明らかにした。決定理由は説明できないとしている。
 本の著者は一橋大職員の増田美智子さん(28)。出版元は「インシデンツ」(東京都)で、10月7日から販売され、初版の4000部を完売、さらに2万部が増刷されている。
 申立書などで元少年側は、増田さんとの間に、出版前に内容を確認した上で実名記載などを検討する「契約」があったのに、守られなかったと主張。少年法に違反しており、人格権も侵害されたとしていた。
 出版側は、本人と面会した際に実名の承諾は得ており、事前に内容を見せる約束もしていないと反論していた。
 決定を受け、増田さんは「本の内容は元少年に有利なもの。出版差し止めは元少年の真意でないと思う」とのコメントを出した。
 元少年は、仮処分申請とは別に、著者と出版元を相手に、出版差し止めや1100万円の損害賠償を求める訴訟も起こしている。(09年11月9日 読売新聞)

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2009年11月 9日 (月)

居酒屋女将「文学界」デビュー。大阪市の鈴木さんが同人雑誌評で優秀作

 大阪市都島区でたこ焼き居酒屋「美輝(みき)」を営む鈴木郁子さん(48)の小説「ウロボロスの亀」が、同人雑誌評で46作品の中から優秀作に選ばれ、発売中の雑誌「文学界」(文芸春秋)11月号に掲載された。鈴木さんは、店に訪れる客を観察してイメージを練ることもあったといい、「同人の活動を広く知ってもらうきっかけになれば」と喜んでいる。
 鈴木さんは、アルバイトをしていた27歳の頃に小説を書こうと思い立ち、私塾・大阪文学学校(同市中央区)に入った。2年間、プロの作家から表現手法を学び、卒業後は同校OBの同人グループ「せる」に所属。西村郁子のペンネームで、約10作品を同グループ発行の同人誌に出してきた。
 選出作の舞台は大阪の下町。「ニム」というあだ名の女性を主人公に、専門学校同窓の男性や、その交際相手で体にたくさんの傷がある女性が登場。ニムが男性を好きか嫌いか分からなくなったり、女性の代わりになりたくて自身の体に傷を付けたりする場面が描かれる。作品名は、自らの尾をかんで輪になった蛇「ウロボロス」から取り、「終わりも始まりもない」などの意味を込めた。
 仕事前の午前中を執筆に充て、約3か月で原稿用紙約60枚分を書き上げたという鈴木さん。仕事中に登場人物の生活が頭に浮かぶこともあったといい、「現実と架空の世界の二つの人生を同時に経験している感覚が楽しかった」。
 離婚を経験した女性の恋愛模様を描く新作も同人誌に近く発表予定で、「何でも書けるのが小説の魅力。これからも、誰も書いたことのないような作品を書きたい」と意気込む。
 同人雑誌評は、文学界で1951年に始まった企画で、様々な同人誌に掲載された作品を審査。今年から文芸雑誌「三田文学」(三田文学会)が審査を引き継ぎ、年2回、優秀作を1作ずつ選んでいる。(09年11月6日 読売新聞)

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2009年11月 7日 (土)

12月6日の第九回「文学フリマ」にあわせて奥泉光氏のイベント同時開催

 「文学フリマ事務局通信公式サイト」によると、12月6日の文学フリマに合わせて、イベントが同時開催されるという。文学フリマは1F大ホールと会議室だけを借りているの。ほかの会議室はあとから借りられるので、動員が2000人ほど見込めるフリマ当日にぶっつけてたイベントは効率が良い。こういうことは、さらに増えるかもしれない。

トークイベント ジュール・ヴェルヌ活用法――奥泉光氏を迎えて
ゲスト:奥泉光氏(作家)
パネリスト:新島進(慶應義塾大学准教授)、石橋正孝(日本学術振興会特別研究員)
ヴェルヌ研究者が奥泉光氏に問う、現代作家にとっての二次創作という問題
人は読んだから書く――文学の歴史とは、絶えざる温故知新の運動である。中世以来のアーサー王物語群、あるいは近代のロビンソナードを参照するまでもなく、二次創作こそ、文学の王道なのだ。奥泉氏は、『「吾輩は猫である」殺人事件』や『新・地底旅行』といった実作によって、この逆説の正しさを証明してきた数少ない現代作家のひとりである。誰もが知っている(と思っている)古典をいかにして現代に生かすか、という課題に対する奥泉氏の解答が上記の二作品にほかならない。そこで共通してパスティッシュの対象となっているのは漱石であるが、今回は特に『新・地底旅行』に注目し、なぜヴェルヌが選ばれたのか、ヴェルヌ作品のどこが現代作家としての奥泉氏を誘惑し、また、「リライト」に向かわせたのか、といった点を、とりわけヴェルヌ研究の視点から本人に直接問い質す。

日時:2009年12月6日(日) 14:30 ~16:00
会場:大田区産業プラザPiO 3F 特別会議室
主催:日本ジュール・ヴェルヌ研究会
協力:文学フリマ事務局
入場料:無料(定員120名)

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2009年11月 6日 (金)

Q1】宮沢賢治作品を読んだことがありますか?

(講談社『BOOK倶楽部メール』 2009年11月1日号)
 ・ほとんど読んだ…7% ・わりと読んだ…20% ・少し読んだ…57% ・わからない(宮沢賢治作品と知らず読んでいるかもしれない)…8% ・読んだことがない…7%
【Q2】「宮沢賢治の代表作」といえば何だと思いますか?
 1位)銀河鉄道の夜…65% 2位)注文の多い料理店…18% 3位)風の又三郎…5% 4位)雨ニモマケズ…5% 5位)セロ弾きのゴーシュ…2%
【Q3】宮沢賢治作品でお薦め(今の子どもたちに読んでほしい)は?
  1位)銀河鉄道の夜 2位)注文の多い料理店 3位)風の又三郎 4位)よだかの星
★「オツベルと象」読めば読むだけ味が出てくると思います。(千葉県 N様 10代)★「オツベルと象」単純な善悪ではない不思議な童話です。読んだ人それぞれに違う感じ方があると思います。(東京都 I様 30代)★『グスコーブドリの伝記』自己犠牲の精神というか、他人のためにここまでできるってすごいな、と感心した覚えがあります。(山形県 M様 20代)★「グスコーブドリの伝記」自分の人生の価値をどこに置くのか、主人公を肯定するにせよ否定するにせよ、自分で考えてほしい。(東京都 Y様 40代)★「グスコーブドリの伝記」自己犠牲の精神と、人間愛の素晴らしさが、優れた童話として描き尽くされています。(埼玉県 C様 40代)★「よだかの星」悲劇ゆえに優しさの価値を教えてくれる物語だと思います。(東京都 A様 20代)★「よだかの星」短くて、幻想的で切ない。少し難しいけれど、切なさから大切なものを学べる気がする。(神奈川県 T様 20代)★『よだかの星』ぜひおとなになった時に読んでほしい。人にやさしくなれると思います。(大阪府 O様 50代)★「注文の多い料理店」は、権力に従順になりすぎると痛い目を見るという教訓があると思いました。(愛知県 H様 10代)★「注文の多い料理店」道徳的な事を教えたいというよりは、言葉遊び的な面白さ、深く考えれば見えてくる物語の二面性などに触れて欲しい。(神奈川県 M様 20代)★「注文の多い料理店」お話がとても面白いです。それでいてむやみに信じること、迎合することの怖さも教えてくれて奥が深いです。(三重県 K様 40代)★「注文の多い料理店」ちょっと不気味で、おとぼけで、シニカルな面もあり、短編で読みやすい。何より面白い。(東京都 K様 50代)★「銀河鉄道の夜」利他の精神を学んで欲しですが、まあ無理も無理でしょう。カムパネルラの行動の理由が分れば日本の将来も明るいのですが。(東京都 H様 40代)★『銀河鉄道の夜』と『風の又三郎』子供のころ宮沢賢治の作品は面白くなかった。大人になってはじめて面白いと思ったのが、上記2作品。(千葉県 S様 60代)★「猫の事務所」今取りさだされるいじめ問題などに提議する作品だと思う。(広島県 M様 20代)★「宮沢賢治詩集」澄んだ言葉に出会えるので子供達に読んでもらいたいです。(東京都 K様 20代)
★【Q4】あなたの好きな童話作家は?(敬称略)
 1位)小川未明 2位)新美南吉 3位)グリム兄弟 4位)宮沢賢治 5位)佐藤さとる、松谷みよこ
【Q5】観戦するならどのスポーツが一番好き? ←唐突
 1位)野球…141名 2位)サッカー…73名 3位)フィギュアスケート…38名 4位)テニス…29名 5位)バレーボール…25名

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«第62回「野間文芸賞」は奥泉光氏『神器 軍艦「橿原」殺人事件(上・下)』(新潮社刊)