2021年9月11日 (土)

文芸同人誌「海馬」第44号(西宮市)

【「葛藤」山下定雄】 山下作品は、風変りで面白く、前作の「合歓の花」は、雑誌「季刊文科」の83号に転載されている。目の付け所が重なったのは、愉快である。今回の作は、例によって神経構造に欠けたところがあ...

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2021年9月 4日 (土)

文芸同人誌と草野球の類似…

 文芸同人誌が送られてきて、ずいぶん多いと思うが、おそらくそれらは、氷山の一角で、こちらが知らないだけであろう。その同人誌の本質を説いたのが、菊池寛の「作家凡庸主義」論であろう。《参照:菊池寛の近代文...

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2021年9月 1日 (水)

文芸同人誌「岩漿」第29号(伊東市)

【「田山花袋と伊豆」桜井祥行】 田山花袋、島崎藤村、蒲原有明、武林夢想庵が、明治42年に伊豆の旅をしたことが、藤村の「伊豆の旅」に記されており、花袋も「北伊豆」という作品で大仁の反射炉のこと。「温泉め...

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2021年8月26日 (木)

文芸時評(東京新聞8月25日・夕刊)=伊藤氏貴氏

川崎徹「光の帝国」ーーフィクションでしか伝えられないこともーー戦争を語り起こす。 《対象作品》川崎徹「光の帝国」(「群像」9月号)/保坂正康インタビュー「戦争体験の継承とフィクションの地平」(同)/李...

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2021年8月23日 (月)

文芸同人誌「文芸中部」第117号(東海市)

【「たった一人の孤独」堀井清】 作者は、本誌に毎号作品を掲載している。しかも、独自の手法を編み出し、そのスタイルを維持しながら、不出来がない。安定した水準を維持している。その手腕に感心している。今回は...

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2021年8月19日 (木)

同人誌掲載作品の分かり易い評論風の紹介を…

 「文芸中部」を読み終えた。文芸同人誌の中では文学性が濃いので、小説らしい形態なものが多い。そう感じるのは、普通の小説としての形式をもたないものが、同人誌には多いように思えるからだ。小説はどう書いても...

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2021年8月11日 (水)

文芸同人誌「詩と眞實」8月号2021(熊本市)

【「遠野幻想/老人と夢―第1回」(1~7)】戸川如風】 語り手の「私」は、熊本から福岡空港に行き、花巻空港まで、それから遠野に向かう。空港に向かうバスのなかで、河童の紳士らしき山高帽に長髪の男と出遭う...

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2021年8月 8日 (日)

文芸同人誌「海」103号(いなべ市)

【「虫の譜―異化―」山口馨】 恵美が、子供たちなど家族ぐるみで実家に行ったあと、2カ月ぶりに、母親が一人暮らしする実家に行く。何しに来たのかと母親が聞くと、静江おばさんのところに来たという。そして静江...

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2021年8月 6日 (金)

オリンピック独裁期間になった

 TV放送は、どこも五輪番組。現代の独裁文化という感じ。どうすれば、そこから逃れられるのか、時代に逆らえないのが我々大衆である。そのなかで、同人誌「海」(いなべ市)を読み終えた。どう紹介すればいいのか...

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2021年8月 2日 (月)

西日本文学展望「西日本新聞」(7月30日/朝刊)=茶園梨加氏

題「生きづらさ」冒頭「生きづらさ」について『コンビニ人間』(村田沙耶香)、『推し、燃ゆ』(宇佐見りん)、『水たまりで息をする』に触れる。深水由美子さん『優しいお墓』(「第八期九州文学」576号、福岡市...

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